



ゲノム問題検討会議代表 島薗 進
事務局 神野玲子
E-mail jreikochan@yahoo.co.jp
問い合わせ:携帯番号 090-2669-0413
鼎談:ウクライナ侵攻から平和を考える
2月24日に始まったロシアによるウクライナ軍事侵攻によって、多くの死傷者や避難者が発生しています。本当に痛ましい限りです。ロシアのプーチン政権によるウクライナ侵攻が起こった背景として、独裁的な政治体制と大国主義的な独善性の他に、地政学的、歴史的、民族的側面などさまざまな要因があげられています。
多くの住居が破壊され、原発施設や物流施設が攻撃され、核攻撃の脅しも行われています。多くの兵士の命が失われるだけでなく、ウクライナの多くの都市がひどく破壊されています。多くの市民が巻き添えにされ、家族もばらばらになり、食糧や生活インフラも失われ、強い憎しみが積み重なっていきます。ロシアでは戦争を止めさせようとする市民の声も暴力的に圧殺されています。一刻も早い停戦とロシア軍の撤退が望まれます。
早く戦争を終わらせるためにはどうしたらよいのでしょうか。平和を取り戻すにはどうしたらよいのでしょうか。ウクライナ侵攻に直面している今、私たちは戦争のない世界をどう構築すべきなのでしょうか。
チェルノブイリ原発事故後の支援活動に携わり、ウクライナ事情に詳しい放射線衛生学者の木村真三さんと、軍事防衛技術のとめどない開発を批判して来られた物理学者の池内了さんに、新たな冷戦の時代とも言える現在の状況を踏まえて、求められる平和のあり方を語っていただきたいと考え、このシンポジウムを企画しました。
Zoomによるオンラインと会場でのリアルとのハイブリッド開催としました。是非とも多くの方々に平和のあり方を共有できればと幸いです。
なお、この度の参加費は木村真三さんによって立ち上げられた、ウクライナ人道支援基金に寄付したいと思います。
記
日時 : 2022年5月15日(日)14時から16時30分
会場 : 日比谷図書文化館 セミナールームA
形式:会場とZoomのハイブリッド
鼎談者: 木村真三さん 獨協医科大学国際疫学研究室准教授
池内了さん 名古屋大学名誉教授
司会 : 島薗進さん 大正大学客員教授、東京大学名誉教授
参加方法 : 事前申し込み必須(受付期間は即日から5月12日まで)
会場参加の場合は事前申し込み先着19名で締め切らせていただきます。
事前申し込み方法:「ウクライナ侵攻から平和を考える」(必須)、名前(必須)、
参加方法(会場かオンライン参加か明記)、連絡先(E-mail 必須)を明記の上、
下記E-mail 先へ申込みください。
E-mail: jreikochan@yahoo.co.jp 神野玲子
→ https://forms.gle/oxcMLXAcg5vtxvfH6
案内通知: 会場参加者およびZoomオンライン参加者には5月12日ころまでにURLなど
メールにてご案内いたします。
参加費 : ご寄付(ウクライナ人道支援基金とします)
*振り込み先 横浜銀行鶴見支店 店番号 361 普通口座 1550312 神野玲子
5月15日までに下記へ振込み願います。
主催:ゲノム問題検討会議 https://www.gnomeke06.net/
問い合わせ:090-2669-0413 神野玲子
市民セミナー
政府と科学者コミュニティーは協調できないのか?
―総合科学技術・イノベーション会議と日本学術会議―
2020年に政府は日本学術会議の会員6名の任命を拒否したが、学術会議はこれを受け入れず、今もその任命を求め続けている。政府は日本のアカデミーである日本学術会議の改革を求めているが、その意図と経過は多くの科学者(人文学者・社会科学者も含めて)には納得できないものだ。では、政府は科学者共コミュニティ-が提供する助言や協力を必要としていないのか。
そんなことはない。新型コロナウイルス感染症の対策においても、科学者の助言をしばしば求めており、科学の振興が重要だという認識にまったく欠けるわけではない。そのために政府や省庁は、審議会や専門家会議などを頻繁に開いている。そして、重要な政策については、内閣府のもとに総合科学技術イノベーション会議(CSTI)があり、ここで審議している。これは首相が主宰するものだ。
だが、政府がそのメンバーを選び、政府の望む方向での助言だけを求める組織だけあればよいのだろうか。そもそも総合科学技術イノベーション会議は、ある種の経済成長につながるような科学政策の推進を目指し、そのために科学者を登用する組織ではないか。政府はそのような科学者の用い方をすればそれでよいのだろうか。
平成から令和にかけての日本政府は、日本学術会議からの助言を求める気がないようだ。後者は多数の提言を発出しているが、その受け手はいるのだろうか。日本学術会議は日本社会のために何らかの役割を果たしているのだろうか。
そもそも日本学術会議にはどのような役割が想定されているのだろうか。また、なぜ日本学術会議が存在しているのだろうか。憂うべき現状をあらためて政府と科学者コミュニティ-がよき関係を構築していくにはどうすればよいのだろうか。
このセミナーでは、アカデミーの歴史に通じている科学史家の隠岐さや香、戦後の日本学術会議と長く関わりその歴史に詳しい物理学者の小沼通二、人文学の立場から総合科学技術イノベーション会議と日本学術会議の双方に関わった経験をもつ島薗進の3人で、以上のような問題について話し合い、市民の問いに応えていきたい。
記
日時:7月16日(土曜))14時〜17時30分
形式:会場とZoomのハイブリッド
発題:14時〜16時
島薗進(大正大学客員教授、東京大学名誉教授)「日本学術会議の存在意義をめぐって」
(問題提起を含む、35分)
隠岐さや香(東京大学教授) 「過去と現在におけるアカデミーの役割」(40分)
小沼通二(慶應義塾大学名誉教授) 「科学者・日本学術会議・政府」(40分)
当日会場 場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室
新宿区神楽河岸(かぐらがし)1-1 飯田橋セントラルプラザ10階
コロナ対応で定員30名(事前予約にて申し込み順)まで
参加方法 : オンライン参加者は事前予約必須(予約受付は即日から7月13日まで)
予約方法 :予約はセミナー名「なぜ政府と科学者コミュニティーは協調できないの
か?」(必須)、名前 (必須)、連絡先(E-mail 必須)を明記の上、
下記 E-mail 先へ申込みください。
E-mail: jreikochan@yahoo.co.jp 神野玲子
*E-mail アドレスを誤ると参加案内が送れませんので注意を!
参加費 :1,000 円 事前に7月13 日までに下記に振込みください
【郵便局からのご送金】の場合 口座番号 10290-70860881
【他行からのご送金】の場合 ゆうちょ銀行 028 店(セロニハチ)
普通 7086088 口座名義 神野玲子
当日案内:振り込み確認後、案内および Zoom URL を7月13日頃メールにてお送り
したします。
問い合わせ: 携帯番号 090-2669-0413 神野玲子
共催 :ゲノム問題検討会議( https://www.gnomeke06.net/ )、 上林研究会
こちらからもお申し込みできます → https://forms.